どうなる?往復航空券の片道破棄

今回は往復航空券の片道破棄の是非について書きたいと思います。

なお、往復航空券の片道破棄ってなんぞや?という方もいると思いますので、説明しますと、往復航空券の片道破棄とは、往復航空券の往路(行き)だけ使って、復路(帰り)を破棄して、片道航空券として使用することを言います。(復路(帰り)だけ使用するのは、当然ながらほぼ不可能です)
じゃあ、片道航空券を最初から買えば?と思うのももっともですが、日本発の航空券の場合、なぜか往復のほうが片道より安い、といったような意味不明な現象が起きることがあるので、このような手段がとられることがあるのです。
他にも、以前の記事にも書いたように、アメリカなどの片道航空券での入国が困難な国へ片道分だけ航空券を確保して行きたい時にも、この手段を用いることもあります。
で。
本題。
往復航空券の片道破棄は行ってよいのか。
これ、めっちゃ難しい問題なんです。
ネットを調べると片道破棄すると普通航空運賃との差額を取られる場合があるとか、ブラックリスト入りするから破棄してはいけないと意見や、それとは逆に、そんなもの法律的に取れるわけがないし、バスや電車で往復券買って、それで罰金取られるなんてありえないから破棄して全然いいという意見もあり、いろんな情報が錯綜して、結論がよくわからない。いろいろ議論は交わされているけれど、これで間違いなく正解、という答えは見つからない。
でも、調べまくった結果、私が得た結論は、

望ましくないが、法的には問題ない。少なくとも、罰金はない
ただし、やりすぎると、ブラックリスト入りはあるかもしれない。

です。
この結論にいたった理由は、おおまかにまとめますと以下のようになります。

・望ましくない、ブラックリスト入りするかもしれない理由

日本で販売されている旅行代理店(HISやJTBなど)を通した格安航空券は、団体旅行券をばら売りしたものや、航空会社(JALやANAなど)から特別に格安で譲り受けたものを、そこからさらに航空会社からのキックバックを見込んで安くして販売したものがある。
このキックバックは、乗客が乗ることを前提とした契約であるため、往復航空券で片道破棄されると、代理店はキックバックが入らず、損害を受けることがある。
・罰金は請求されない理由
1の理由のため、代理店は普通運賃との差額を取られることがある、と脅しをかけている。しかし、代理店は「代理」店であり、契約者ではないため、往復航空券の片道破棄について、乗客に罰金を請求することは出来ない。
そして一方、航空会社は、往復航空券の復路を破棄されても損害を生じないため、罰金を請求することはない。
さらに付け加えるならば、不慮の事態、例えば、病気や怪我で乗れなくなった際にさらに金額を請求する、というのがありえるか、ということを考えれば、罰金はまず有り得ないと結論付けられるかと思います。
ということで、繰り返しになりますが、結論は、
望ましくないが、罰金などはありえない。
です。
ただし、片道破棄をみんながやり出すと、旅行代理店もキックバックを当てにした格安航空券の販売をやめ、結果的に格安航空券の数が減って値段が上がるかもしれないので、できるかぎりやめましょう。
結局、そうなって被害を受けるのは格安航空券を利用しているわれわれです。
特に、NO SHOW (連絡なしで航空券の利用をキャンセルすること)は、代理店だけでなく、航空会社にも迷惑がかかるので、絶対にやめましょう。
というか、NO SHOW だと、航空会社も損害を受ける可能性があるので、下手すると罰金がくるかも知れませんので、繰り返しになりますが、絶対にやめましょう。もし破棄するなら、当日でいいので、航空会社へ連絡くらい入れてあげましょう。

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