徹底比較!世界一周航空券(RTW)vs格安航空(LCC) その1(特徴)

目次

はじめに

お金をかけず世界を一周するには、たぶん多くの人は、世界一周航空券を利用する方法と、格安航空会社(LCC)を利用する方法のいずれかをとると思います。
この二つを知らない方のために、簡単に説明しますと、これらはそれぞれ以下のようなものになります。

世界一周航空券
:航空会社の連合のスターアライアンスやワン・ワールドなどが発行している、その名のとおり、世界一周をするための航空券です。いろいろと制約はありますが、大手の航空会社(ANA,JAL,アメリカン航空など)で航空券を買って世界を周るよりは、格段にお得に世界を周ることができます。

格安航空会社(LCC)
:日本にも徐々に進出してきているJetstarやAirAsiaなどの航空会社のことを言い、この会社の発行する航空券を利用すれば、これまた、大手の航空会社を利用して世界を周るよりもはるかにお得に世界を周ることができます。
つまり、双方ともに、少しでも安く世界一周をしたい人にとっては非常に有効な方法なのです。
しかし、ここに一つの避けては通れない命題があります。

それは、自分が世界一周をするにあたり、より有効なのはどっちなのか、ということ。
世界一周を新たに目指す人の多くが、ここで悩むことでしょう。それぞれに利点があり、欠点があるのですから。
実際、私もすごく悩みました。出発前の準備には、この二つの方法のどちらを利用するか、ということの検討に一番時間を割きました。
そこで、前置きが長くなりましたが、今回はこの二つの方法の特徴をメリット・デメリットにまとめて比較したいと思います。

世界一周航空券(RTW)

・メリット
:日本から事前にすべての飛行機の行程を決め手航空券を発行できるため、安心。
:基本的に大手航空会社を利用するため、さらに安心。
:日程の変更は無料。
:マイルがたまる。
:旅行先で新たに航空会社の手配をするなどの手間がかからないため、3ヶ月未満など比較的短期(世界一周としては)の旅行には向いている。
:ビジネスクラス、ファーストクラスを利用するなら、ありえんくらいお得。
安い

・デメリット

:旅に出るために事前にルートを決めなくてはいけない
:自分の世界一周航空券を発行している航空連合の航空会社が就航していないところへいきたい場合は、別途航空券を購入する必要がある。
:ルートの変更は有料のため、旅の途中で行きたいところが新たにできても行きづらい。
:航空券を発行するための制限が意外と多いため、その制限に縛られ、行きたいところにいけないこともある。
:超長期旅行をする人には有効期間が1年で、使いにくい。

格安航空会社(LCC)


・メリット

:事前にルートを決めなくてよいため、自由に旅行の行程を組める
:旅行先で行きたいところが新たにできたら、すぐに向かうことができる
:世界一周航空券のような発券制限がないため、行きたい所に行ける
:安い

・デメリット

:旅行先で航空会社の手配をしなくてはならないため、短期の旅行では利用しづらい。
:現地の国の格安航空会社を調べるのが中々手間の上、その航空券の発券は英語もしくはその国の言語でやる必要がある。
:格安航空券のため、食事が有料であったり、発券後の日程変更は困難なことが多い。
アメリカ入国のときの私のように、外国への入国に際し、出国の航空券を持っていないことなどから問題が生じる可能性がある。
:マイルがあまり貯まらない
ということで、それぞれの方法についてさっくりとその特徴をまとめてみました。
さらにまとめるなら、
世界一周航空券→安心
格安航空→自由
というところですかね。どちらがよいかは、その人次第だと思います。
さて、それでは、この辺で比較を終わりたいと・・・・・・、とか言ったら、「いや、またんかい、まだお前肝心なところ話てないやろ」とか野次がとんできそうですね。
ええ、そうです。貧乏な旅行者にとって一番の問題である費用。この比較をまだしていません。
わざわざ二つの方法のどちらのメリットの欄にも安いと書いたのですから、もちろんこの比較はします。
しかし、ちょっと長くなるので、その部分は以下に別途まとめます
徹底比較!世界一周航空券(RTW)vs格安航空(LCC) その2(費用)

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