中米・陸路での国境越え情報。国際バス(TICAバス)vsローカルバス

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中米の国グアテマラ→エルサルバドル→ホンジュラス→ニカラグアと国境を陸路(バス)で越える人への情報です。

どうやって越えるのか?国際バス(TICAバス、KING Qualityバス)とローカルバス、どちらががお得か?おすすめか?といった情報や現地で感じた注意してほしい情報などをまとめています。

目次

国境越え交通情報(中米)

中米の国境をバスで越えるには二つの方法があります。

1つは、ローカルバスを乗り継ぐ方法。
2つめは、国際バス(TICAバスやKING Qualityバス)で一気にこえる方法。

それぞれのメリット/デメリットは以下の通り。

メリット デメリット
ローカルバス 安い

(使う分をトータルしても国際バスの7割ほど)

・乗り換えが多く、ややこしい。

・時間がかかる。
・中米は治安が悪いので、国際バスに比べ、危険が伴う。

国際バス ・1回乗ってしまえばグアテマラからパナマまでいけてしまうので、非常に便利。
・TICAバスの場合、バスターミナル内に宿もあるので、治安が悪い場所でも安心
・早い
・ローカルバスに比べると高い。
・気づいたら国境を過ぎているため、味気ない

 

ちなみに、私は国際バス(TICAバス)を使いました。
このため、ローカルバスの情報は当時泊まった宿の人たちとの話や、旅ノートに基づき書いています。

では、これからローカルバスと国際バスにわけて、交通情報、注意事項を書いていきます。

国際バスを使う場合

国際バスの場合、国境の越え方はいたってシンプル。
声をかけられたら降りて、イミグレで手続きをして戻るだけ。
バスターミナルに宿もあったりするので、宿の心配もありません。楽!

なお、国際バスで有名な会社は以下2つ。

  • TICAバス
  • KING Qualityバス

TICAバスのほうが安いが、その分バスのクオリティーは下。
ただ、TICAバスは各バスターミナルに宿があるので安全は間違いないです。
KING Qualityバスのバスターミナルに宿があるかは未確認。

ローカルバスを乗り継ぐ場合

ローカルバスで刻んでいく場合、国境でパスポートのコピーが計3、4枚ほど必要です。
国境でもコピーできるらしいですが、どこかでコピーして持っていったほうが楽です。

また、中米の首都(大都市)はなぜかバスターミナルがいくつにも分かれています。

このため、都市に到着するごとにバスターミナル間の乗り継ぎにタクシーに乗らなければなりません。
■各首都を結ぶ経路

国ごとの旅人や情報ノートからの引用ですが、参考までに。

■グアテマラ(バッジェ・ヌエボ)→エルサルバドル(ラス・チマナス)
グアテマラ首都:グアテマラシティ→ValleNuevo(バジェ・ヌエボ)
→国境越え
→LAS Chinamas(ラス・チマナス)→(サンタ・アナ)→エルサルバドル首都:サンサルバドル

■エルサルバドルからホンジュラス(エル・アマティジョ経由)
サンサルバドル→→サン・ミゲル(Sanmiguel)
→サンタ・ロサ・デ・リマ(Santa Rosa de Lima)
→エルサルバドル側エル・アマティジョ(El Amatillo)
→国境→
ホンジュラス側国境
→首都テガシグルパ

※ウティラ島に行くなら、首都テガシグルパからラ・セイバへ。
抜けるだけなら、チョルテカ(Choluteca)へ行き、そこからニカラグア国境へ

■ホンジュラスからニカラグア、その1(グア・サウレ経由)
ホンジュラスのチョルテカからニカラグアのグア・サウレ(Guasaule)へ。
※ここのイミグレ間は距離があるため、バイクタクシーに乗る必要があるらしい。相場は1ドルほど。

→グアサウレ→チナンテガ(Chinandega)→レオン(Leon)
なお、チナンテガ(Chinandega)からは首都のマナグアにも行けるが、マナグアは中米でもトップクラスの危険都市なので、特に用事がなければレオンのほうが安全。

■ホンジュラスからニカラグア、その2(エル・エスピノ経由)
チョルテカからエル・エスピノ(El Espino)(国境)→ソモト(Somoto)

■ホンジュラスからニカラグアその3(ラス・マノス経由)
テガシグルパ→ダニル(Danil)→国境→ラス・マノス(Las Manos)→Ocotal→(午後3時半の便がラスト)→マナグア。

注意点・留意事項

治安について

中米の首都は激しく治安が悪いです。

体感で言うと、南米よりも悪い。目つきがぎょろぎょろした人間が何人もいましたし、首都の住居は防犯のため玄関に鉄格子があります。

また、宿にはマシンガンを持った警備員が立っていました。

このため、ローカルバスで刻んで行った場合、首都に泊まるのは激しくおすすめしません。泊まるにしても、深夜に到着するのは避けましょう。

※現地住民が「危険」を連呼していましたし、全財産すられた日本人の方にも会いました。

各国通貨の取得方法の利用について

■ATM利用について
宿の人間いわく、中米ではスキミングが流行っているから、引き出すなら警備員のいるATMが推奨とのことです。

なお、手持ちのドルが足りない人は、エルサルバドルの通貨がドルなので、ここで引き出してもいいかもしれません。
ただし、パナマもドルですし、紙幣がきれい&トラブルも少ないので、パナマまで行くのでしたら、そちらで引き出せば良いと思います。

■T/C(トラベラーズチェック)について
T/C(トラベラーズチェック)は両替できる銀行が少なく、使い勝手が悪い。

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