アルゼンチン→ボリビアの国境越えは、道中で世界遺産、ウマワカ渓谷を見ることができるので、ぜひ陸路でバスを利用して国境を越えてみてください。
ここでは、その参考になればということで国境情報を掲載します。
ウマワカ渓谷の旅行記はこちら
→南米のグランドキャニオン♪ボリビア・アルゼンチン国境の絶景ウマワカ渓谷@フフイ→ラ・キアカ_世界一周旅行63
目次
交通情報
アルゼンチンのフフイから国境を越え、ボリビアのラ・キアカまで行くルート。
ラ・キアカからは有名なウユニ塩湖のあるウユニや鉱山の町ポトシへのバスが出ています。
フフイ
↓
バス
↓
プルママルカ(ウマワカ渓谷入り口の町)
↓
バス
↓
ウマワカ(ウマワカ渓谷出口の町)
↓
バス
↓
ラ・キアカ(アルゼンチン国境の町)
↓
徒歩で国境越え
↓
ビジャソン(ボリビア国境の町)
ビジャソンからウユニやポトシなどの町へは、毎日バスが運行。
ただし、悪路です(ボリビアの道は大体そうですが)。
■備考
フフイから国境の町であるラ・キアカ、またはビジャソンまでは直通バスも出ています。
しかし、その道中にあるウマワカ渓谷の町、プルママルカやウマワカへのバスを利用し、ローカルバスを乗り継いだほうが圧倒的に安いです。2倍ほどトータルで料金が変わります。
参考までに、2011年6月にフフイ→プルママルカ(ウマワカ渓谷入り口の町)→ティルカラ→ウマワカ(ウマワカ渓谷出口)→ラ・キアカ(アルゼンチン国境の町)と刻んで進んだ場合の代金は、61アルゼンチンペソでした。
逆に、直通でフフイ→ラ・キアカ(アルゼンチン国境の町)は130アルゼンチンペソほどでした。
両替事情
両替・ATM利用の際の注意点について記載しています。
両替レート
経済的に貧しい国は通貨の両替レートが悪いのが一般的なのですが
ボリビアの通貨は意外と他国の通貨との両替レートは悪くありません。
ATM関連
アルゼンチンのATMは手数料が高いのに比べ、ボリビアはいくつかの銀行で手数料無料。
このため、ボリビアからアルゼンチンへ入国されるかたは、
アルゼンチンで使う分の金額もボリビアで下ろし、国境で両替すると少しお得になります。
逆に、アルゼンチンから入国されるかたは、アルゼンチン→ボリビアの通貨で両替するより、
ボリビアのATMで引き落とした方がお得なので、できるだけ通貨を残さないようにしたほうがいいと思います。
T/C(トラベラーズチェック)
ボリビアは南米ではめずらしく、T/C(トラベラーズチェック)の手数料が少ない国です。
南米にT/Cをもってきてしまって使いたい方は、ボリビアで現金化することをおすすめします。
注意点
アルゼンチンからボリビアへこのルートで入国すると、高山病の危険があります。
なぜかというと、標高差がかなり激しいため。
フフイ :1,260m
ウマワカ :2,940m
ビジャソン :3,440m
ポトシ :約 4,000 m(人が住む都市としては世界最高地点)
ポトシまで行くと、富士山よりも高い位置に行くことになります。
私は実際、このルートを使ってたどり着いたポトシの町で高山病にかかり3日ほど寝込みました。
このため、事前に(もしくは移動中に)高山病用の薬の購入をお勧めします。
参考:ボリビアで買える高山病の薬2つ
- Acetazolamida 250mg
- Sorojchi Pills
なお、Acetazolamida 250mgのほうが安め。
4~500円で10日分くらい買えます。
参考:私が高山病にかかった際の旅行記
→地獄!ボリビアで高山病になった話@ビジャンソン→ポトシ_世界一周旅行64
高山病は、かかってしまうと吐き気でまったく動けなくなるので、ぜひ事前に薬の購入を!
以上、参考になりましたら幸いです。
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