/>さて前回の記事の最後に予告したとおり、今回は世界一周をするにあたり、世界一周航空券と格安航空、そのどちらを使えば世界一周をする際の費用が安くなるかを書きたいと思います。
しかし、この、世界一周航空券と格安航空、どちらが安いか完全に決め付けるのは、その人のルートによって異なる可能性があるため不可能なので、今回はあくまで私の検討したルートを元に話を進めさせていただきます。
そして私が世界一周航空券を使用して検討したルートは以下のようになります。
日本→アメリカ→メキシコ→中米→コロンビア→南米諸国
→ブラジル(ブラジル国内の移動に飛行機使用)→ベネズエラ
→ポルトガル→スペイン→ギリシャ→中東諸国→エジプト
→インド→ネパール→中国(中国国内の移動に飛行機使用)→日本
(→が飛行機、→が陸路での移動をあらわしています)
これを世界一周航空券を発行している航空連合の最大手、スターアライアンスのホームページ(book and Fly)で検討すると、以下のようになります。
ひとつにまとめることができなかったため、2つに分割してありますが、これが私のルートをスターアライアンスを利用して組んだものになります。(青い線が飛行機、オレンジの線が陸路を表します)
合計28889マイル。
スターアライアンスは29000マイル未満のものが一番安い世界一周航空券となり、これ以上になると値段が上がるため、この組み方は一番安い枠で世界一周航空券の制限をかなりぎりぎりまで使ったものとなります。
これで値段が
315000円
※空港使用税や燃油サーチャージの料金は除きます
それでは、次にこのルートを、格安航空会社などを利用して組んでみたいと思います。
なお、一番安い値段のものは早めに予約しないと埋まりやすいということで、調べた中で2番目のものを区間の航空券代として記しています。
東京→ロサンゼルス :(とらべるこちゃんを利用、大韓航空)で28000円
ロサンゼルス→メキシコシティー :(US Airways)11000円
↓
陸路
↓
(ブラジル国内)
サンパウロ→サンルイス :(Tam Linhas Aereas)21000円
サンルイス→マナウス :(Gol Transportes Aereos)21000円
(ブラジル国内)
↓
陸路
↓
v
↓
陸路
↓
バルセロナ(スペイン)→アテネ(ギリシャ) :(Vueling)10200円
↓
陸路
↓
カイロ(エジプト)→ムンバイ(インド) :(Saudi Arabian Airlines)31000円
↓
陸路
↓
(中国国内)
ラサ→成都 :(Air China)14800円
成都→上海 :(China Eastern Airlines)12000円
(中国国内)
上海→東京 :(China Eastern Airlines)23000円
以上で、合計が
275500円
よって、結果としては、
世界一周航空券315000円
格安航空275500円
で、
格安航空のほうが39500円安い
という結論になりました。
※世界一周後追記
この記事を書いた当時は知りませんでしたが、海外のLCCを比較するサイトもあります。このサイトを利用するとカラカス(ベネズエラ)→リスボン(ポルトガル) :(Air Europa)103500円が60000円ほどになるので、さらにLCCのほうが安くなります。
なお、ここにはもう書きませんが、ワン・ワールドを使ってイースター島に行くプランも組んでみましたが、その場合も格安航空のほうが安かったです。
比較記事その1はこちら
コメント
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LCCを使う場合、
ノートパソコンやタブレットを持ち歩いて
チケットをネットで購入しているのですか??
携帯電話だけで行くのは無謀でしょうか??